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心理障害は悪いものなの?

作成者 マザーセラピー(ip:)

作成日 2021-01-18

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内容


一般の人とは違ってどこか変わっているときに、私たちは心理障害と表現し、心理が故障したという意味で使われます。

 

健康な心理を持つ人は、例えば仕事をするときも普通に仕事をします。私たちのほとんどがこの正常の範囲内で生きていきますが、正常の範囲内で考えて行動をすると、特別な人になれるのでしょうか。健康な心理で生きることはできますが、特別な人になることは不可能です。

 

心理障害の人は、精神に異常があるわけではなく、心理が正常ではないだけです。つまり、心理が一般の人と異なるのです。異なるということは、特別であるという意味でもあります。

 

この特別さを自分の生きる意味を追求するときや価値を追求する上で使うとどうなると思いますか。

 

普通の人が価値を追求をする時は、正常範囲内で10くらいの価値を追求し、それなりに平凡に生きていきます。

 

ところが、正常ではなく特別な人は、価値追求において100や1,000を追求します。すると成功する可能性も高くなります。もちろん失敗する確率もありますが、成功する確率も一般に人に比べて高いのです。普通の人が10万を稼げるとしたら、特別な人は100万、1,000万を稼げるということです。

 

このように成功した場合、社会の中で健康に生きてはいますが、それでも心理障害であることは変わりありません。しかしこの人がある日突然、価値追求の方向をギャンブルに変えたとすれば人生はどうなるのでしょうか。心理障害の人が社会に反することにのめり込むと、人生は悲劇を迎えることになります。

 

価値を追求しながら、社会と家庭に健康な方向で心理障害が作用しているときは、心理障害でも私たちは立派だと言います。

 

特別であるからこそ、人より悪くなる可能性も高く、人より良くなる可能性も高いです。自分が持っている特別な能力を、できればより良くする方向に使うべきです。

 

この心理障害は成長する過程で、自分も知らずに形成されるものです。心理が長い時間をかけて普通とは違う異常を起こすのであって、自分が意図してそうなったのではありません。

 

心理障害は良し悪しで論じる問題ではありません。社会や家庭に健康な方向に発揮させるのか、それとも悪い方向に発揮させるのかによって結果が異なり、したがって最高の場合もあり最悪の場合もあるのです。

 

正常心理の人は、良い場合も+10くらいの大きさで良いと感じ、悪い場合も-10ほどの大きさで悪いと感じます。そのため、普通心理を持つ人たちは、カッとなって子供を叱ることがあっても、すぐ機嫌を直して子どもと遊んだりしながら日常を送っています。

 

しかし、心理障害の場合は、良ければ+100の大きさ、悪いときも-100の大きさです。それで心理障害の人は両極端を行き来します。悪いときは人生が破壊するくらいに悪く、良いときは大成功を収めることもあるのです。

 

一般の人よりも大きなエネルギーを持っていますが、この大きなエネルギーが人間関係の中で健康に使われるようにすることが重要です。

 

心理障害を治療するか、しないのかは本人の選択です。

 

心理障害を治療すると正常心理になり、平凡な人生を生きることになります。

 

もう一つは心理障害はそのままにして、健康ではなかった方法を健康な方向に変える選択もあります。健康な方向に方向転換しても、いつでも方向が悪い方向に変わる可能性も常に孕んでいます。そのために悪い方向に向かないようにする安全装置も一緒につくる必要があります。

 

心理障害はエネルギーが向かう方向によって良くもなり悪くもなり。心理障害を悪いとばかり捉えてはならないのです。

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