皆さんは、マザーセラピーを実践しながら疑問に思う部分があるでしょう。

「どうして、子どもの心と心理について教えてくれる人はいないのだろうか」

これはほとんどの母親たちに共通して思う部分です。

多くの母親が子どもの心と心理について

テレビ、新聞、メディア、専門家の文と著書、各種の講演とセミナー、有名な人の意見などを通して知っているでしょう。

彼らの話が間違っているわけではありませんが、

子どもの心と心理の極めて一部分をあたかもすべてであるかのように教えているため、

母親たちはそれが子どもの心と心理のすべてだと認識しているのです。

既存の様々な情報と書籍、論文、講演、セミナーなどで話している子どもの心理は、

子どもの心が心理と身体とつながって現れる一部分に過ぎません。

認識が無限にであり、表現が無限にあり、記憶が無限にありますが、

認識一つと表現一つと記憶一つをつなげた心理を教えることは、

無限になる中の一つだけを教えることになります。

この一つをあたかも子どもの心理の全体だと考えてしまうのが問題です。

子どもの心理全体を知るためには、

必ず心が心理と身体につながって作用する正確な原理を知らなければなりません。

これが「こころ理論」ですが、「こころ理論」を知ると、

すると一つに作用による無限の認識、無限の記憶、無限の表現がすべて解釈できます。

この原理が分からないと、結局子どもの心理を知らないのと同じなのです。

現存する子どもの心理専門家は、「こころ理論」を知らないゆえ

無限の中の一つを知ることで子どもの心理専門家になり、

カウンセリングや治療を行っているのです。

子どもに心理問題が発生したときに、心理問題は治療できずに、

自分が学んだ専門知識の範囲内で戸惑うことで、

親たちは時間、努力、費用だけをたくさん費やすことになります。

もちろん子どもの心理治療が不可能に近いということは専門家本人も気付いていません。

皆さんはマザーセラピーを通じて子どもの心と心理を調整する能力を持つことで、

子どもの心理問題を予防でき、治療できます。

すなわち、いかなるカウンセラーや専門家よりもわが子の心と心理が分かるようになり、

わが子の心理問題を予防し治療できる能力を身に付けられるのです。