マザーセラピーを始められたあとで、他の母親たちを一度分析してみてください。

ママ友や、幼稚園や学校の保護者会などで出会う他の母親たちを分析してみてください。

するとマザーセラピーを選択した自分自身を誇りに思うようになるでしょう。

このような内容は体験談や母親日誌(ホームページ)に書いても構いません。

分析をしたあとは、その母やその母親の子どもによって皆さんや皆さんのお子さんがどのような影響を受けるのかも考えてみてください。

皆さんは正しい方法で養育をしていますが、わが子にストレスを心の傷のヒーリング習慣ができる前に、その人たちによって良くない影響を受ける可能性もあります。

このように考えると、以前は良いと思っていたものが今は良いとは思えなくなることもあります。

しかし皆さんはとても重要なことを知っています。

それはわが子の幸福を守るためには、1)正しい養育法を適用すること、2)周りを観察してみて、わが子に問題が起こらないように予防することです。

少なくても周りを分析して、「○○の問題が起こるかも知れない。それが子どもには○○の影響を与えるだろう」と知るだけでも子どもを保護して、ヒーリングさせてあげることができます。

ここで注意しなければならないことがあります。

周りの母親たちを分析する時に、他の母親たちにマザーセラピーの方法を教えてあげたり強要してはなりません。もちろんお互い有益な情報を交換することは良いことですが、まだ皆さんにはマザーセラピーを誰かに教える能力がありません。

日本心理教育院では専門家課程もありますが、その課程はとても厳しく時間も長くかかります。そのように勉強とトレーニングを経てこそ誰かに教えることができるのです。準備できていない状態で誰かに教えようとすると、皆さんの心理も悪化され、子どもの心理も悪化されます。

また他の母親たちが皆さんをとおしてマザーセラピーの方法を学ぶと、子どもの養育と治療をとても軽い気持ちで考えてしまいます。皆さん教えた方法を適用して少しでも問題が発生したときには皆さんの手に負えない事態が発生する可能性もあります。

皆さんはどのようにしてマザーセラぴーをはじましたか。

誰かに勧められたとしても、皆さん本人が情報を探す努力をして意志をもってはじめたはずです。

その人たちも同じです。

皆さんが勧めても、本人の必要性によって自ら意志をもってはじめなければなりません。

皆さんとお子様の変化に気付き、何があったのかと尋ねてきたときにホームページを教えるだけで十分です。

母親が意志をもって努力できる準備ができたときに始めるべきです。マザーセラぴーは母の意識と努力が最も重要だからです。

皆さんは子どものためにと強い意志をもってマザーセラぴーをはじめました。初心を忘れずに子どもの幸福に向かって、子どもの心理問題を治療してあげるという意志をもって努力を続けてください。